プロダクト・バックログ・アイテム分割ワークショップ

2025年10月10日
日本語、バーチャル開催
アジャイル開発では、大きすぎるプロダクトバックログアイテムが不確実性やボトルネックを生み、無駄なコードのリスクを高めます。一方、適切な小サイズのアイテムは早期統合・テストを可能にし、頻繁なフィードバック収集により、より価値の高いプロダクトを迅速に提供できます。本研修では具体的な分割方法を学び、業務で実際に扱うようなバックログアイテムに対して実践していきます。
多くのアジャイルチームが直面する共通の課題――それは、作業を適切なサイズのアイテムに分割できず、スプリントの進行や予測可能性に悪影響が出てしまうことです。
サイズが大きすぎたり複雑すぎるバックログアイテムは、不確実性とリスクを高め、透明性の低下やボトルネックの発生、さらには不要なコードや機能の実装につながる恐れがあります。
一方で、適切に分割された小さなアイテムに取り組むことで、チームはより早い段階でコードを統合・テストし、ステークホルダーやユーザーからのフィードバックをより頻繁に受け取りながら、価値のあるプロダクトをスピーディーに届けることが可能になります。
この1日研修では、以下の内容を学び、実践します:
- 🌀 価値の流れと俊敏性の向上:小さな単位で作業することによって、複雑性を抑え、継続的かつ安定した価値提供を実現する方法を学びます。
- 📈 予測可能性と一貫性のあるサイジング:サイズの整ったバックログが、スプリント計画の精度を上げ、ユーザー期待への応答を助ける仕組みを理解します。
- 🛠️ 分割のためのテクニックと練習:ユーザーストーリーマッピング、高度なスプリッティングパターンなど、実証済みの方法を用いて実際にアイテムを分解します。
- 🗂️ 自チームの課題への適用:ご自身のプロダクトバックログを題材に、具体的な分解の練習を行います。
- 🗣️ チームへの展開方法:学んだテクニックをチームやステークホルダーに伝え、現場で活用してもらうための工夫や伝え方を考えます。
主な対象者
- スクラムマスター、アジャイルコーチ
- プロダクトオーナー、プロダクトマネージャー
- 開発者
- ビジネスアナリスト
学習目標
- 小さな単位での作業で複雑さを減らし、効率を上げる
- 適切なサイズ設定で計画性を高め、実現可能な目標を立てる
- ストーリーマップなどを使った効果的な分割方法を学ぶ
- 自分のバックログを実際に小さく分ける練習をする
- チームにこれらの技術を教える方法を身につける
アジェンダ
- ✨ 場を設ける
- 🔍 大きいバックログアイテムに関する問題と、なぜ分割するのか
- 🗺️ ユーザーストーリーマッピング
- 🗣️ ユーザーストーリーの3Cと受け入れ基準
- 🔪 21の分割方法
- 🍔 ハンバーガー手法
- 💪自分たちのバックログで練習しよう
- 🚪 まとめる
トレーナー紹介

フォンテーヌ グレゴリ
アジャイルコーチ
Professional Scrum Trainer™
アゴラックス 代表取締役
アジャイル開発経験:13年

ヴァッサー ジャンバティスト
Registered Scrum Trainer™
アジャイルコーチ
ヤマネコ 代表取締役
アジャイル開発経験:11年

費用
88,000円(税込み)
早割で 80,000円 66,000円(税込み)
基本開催時刻
9:00 – 17:30
開催場所
バーチャル開催(Zoom)か対面のどちらか
基本最大席数
25席
言語
日本語か英語のどちらか(通訳ラインはなし)

2025年10月10日
日本語、バーチャル開催